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アストロズ・マカラーズが3年ぶり白星 スキーンズは援護なく6敗目

2025.6.4 10:21 Wednesday

【アストロズ3-0パイレーツ】@PNCパーク

 日本時間6月4日、アストロズは敵地PNCパークでのパイレーツ3連戦がスタート。その初戦は両先発の好投で白熱した投手戦となったが、3対0で勝利を収めた。アストロズ先発のランス・マカラーズJr.は6回2安打無失点の好投で2022年以来3年ぶりとなる白星をマーク(今季1勝1敗)。4番手のジョシュ・ヘイダーが16セーブ目を挙げ、パイレーツ先発のポール・スキーンズは8回3安打1失点の好投を見せたものの、打線の援護がなく6敗目(4勝)を喫した。

 故障を乗り越え、今季3年ぶりのメジャー復帰を果たしたマカラーズJr.が2022年9月21日(現地時間)以来となる白星を手にした。6イニングを投げて三者凡退は2度だけだったが、要所を抑えて6回無失点。復帰2戦目では一死しか取れず7失点という炎上もあったが、直近4先発では防御率2.21と安定感を見せ、完全復活に向けて着実に前進している。

 マカラーズJr.を援護したいアストロズ打線は、パイレーツ先発のスキーンズの前に6回まで無得点。しかし、7回表一死からクリスチャン・ウォーカーに8号ソロが飛び出し、マカラーズJr.に勝利投手の権利がもたらされた。スキーンズ降板後の9回表にはイサーク・パレイデスの12号2ランでダメ押し。3対0で3連戦の初戦を制した。

 パイレーツのスキーンズはウォーカーに先制弾を浴びたとはいえ、8回99球を投げて被安打3、奪三振8、与四球1、失点1と見事なピッチングを披露。しかし、このパフォーマンスでも勝利投手にはなれなかった。現時点でリーグ2位の防御率2.05をマークしているものの、4勝6敗と黒星が先行。打線の援護に恵まれない状況が続いている。


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