PCAが歴代4番目のスピードで15本塁打&20盗塁 鈴木誠也は1打点
2025.6.4 10:55 Wednesday
【カブス8-3ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク
日本時間6月4日、カブスは敵地ナショナルズ・パークでのナショナルズ3連戦がスタート。その初戦は序盤リードを許す展開となったが、8対3で逆転勝利を収め、3連勝となった。カブス先発のケイド・ホートンは6回途中6安打3失点の力投を見せ、メジャーデビューから無傷の3連勝。ナショナルズ先発のトレバー・ウィリアムスは5回途中5安打5失点と踏ん張れず、6敗目(3勝)を喫した。
カブスは2点ビハインドの4回表に先頭のピート・クロウ=アームストロングが二塁打を放ち、さらに盗塁を決めてチャンスメイク。クロウ=アームストロングはこれが今季20個目の盗塁となり、「開幕60試合目で15本塁打&20盗塁」というメジャー歴代4番目のスピード記録を樹立した。カブスはこの回、マイケル・ブッシュのタイムリーなどで同点に。5回表には鈴木誠也の犠飛などで一挙4点を勝ち越し、7回表にはブッシュがダメ押しの9号ソロを放って8対3で勝利した。
クロウ=アームストロングの60試合を上回るのは、1987年エリック・デービス(40試合)、1922年ケン・ウィリアムス(54試合)、1973年ボビー・ボンズ(59試合)の3人だけ。クロウ=アームストロングは今季メジャーでただ1人、シーズン40本塁打&40盗塁を狙えるペースを維持している。
カブスの鈴木は「2番・右翼」でスタメン出場し、犠飛を1本放って4打数ノーヒット1打点。2試合連続のノーヒットに終わり、連続試合出塁も16でストップした。ただし、打点を53に伸ばし、ラファエル・デバース(レッドソックス)と並ぶメジャー1位タイをキープ。今季の打撃成績は打率.265、OPS.879となっている。