パドレスが土壇場で追いつき逆転勝ち 松井1回無失点で今季初勝利
2025.6.4 13:41 Wednesday
【パドレス3-2ジャイアンツ】延長10回@オラクル・パーク
日本時間6月4日、パドレスは敵地オラクル・パークでのジャイアンツ4連戦の2戦目を迎え、土壇場で追いついたあとに延長戦を制して3対2で勝利。3連勝で貯金11となった。パドレス3番手の松井裕樹が9回裏の1イニングを無失点に抑えて今季初勝利(1敗)を挙げ、4番手のジェレマイア・エストラーダは2セーブ目を記録。ジャイアンツ5番手のスペンサー・ビベンスは2敗目(1勝)を喫した。
パドレスはメジャー初先発となったライアン・バーガートが3回裏にエリオット・ラモスに先制の11号2ランを被弾したものの、5回6安打2失点とまずまずのピッチング。2番手のショーン・レイノルズも3回無失点の好リリーフを見せたが、先発のランデン・ループをはじめとするジャイアンツ投手陣を打ち崩せず、0対2のまま9回表の攻撃を迎えた。
その9回表、パドレスは二死2・3塁のチャンスを作り、ルイス・アライズが四球を選んで満塁に。ここで主砲マニー・マチャドがレフトへの2点タイムリーを放ち、土壇場で同点に追いついた。9回裏は松井がマウンドに上がり、レフトフライ、ライトライナー、ライトフライで三者凡退。10回表にジェイク・クロネンワースのタイムリーで勝ち越すと、エストラーダが10回裏一死3塁のピンチを無失点に抑え、3対2で勝利した。
松井は同点に追いついた直後の9回裏を任され、わずか5球で三者凡退に抑える好リリーフ。10回表に味方打線が勝ち越したため、今季初勝利を手にした。3試合ぶりの無失点で今季の防御率は3.38となっている。