English Español 韓国語

ラファエラの「最短サヨナラ弾」でRソックスがシーソーゲーム制す

2025.6.5 07:38 Thursday

【エンゼルス9-11xレッドソックス】@フェンウェイ・パーク

 日本時間6月5日、レッドソックスは本拠地フェンウェイ・パークで行われたエンゼルス3連戦の最終戦に11対9でサヨナラ勝ち。セダン・ラファエラの一発で劇的勝利を収め、3連戦のスイープ負けを回避した。レッドソックス7番手のクーパー・クリスウェルが1回2/3を無失点に抑えて今季初勝利(0敗)をマーク。エンゼルス4番手のブロック・バークはサヨナラ弾を浴び、今季初黒星(4勝)を喫した。

 エンゼルスのスイープがかかった3連戦の最終戦は壮絶なシーソーゲームとなった。1回表にエンゼルスがテイラー・ウォードの17号3ランなどで4点を先制したが、その裏にレッドソックスはデービッド・ハミルトンの2点タイムリー二塁打などで5対4と逆転。直後の2回表にエンゼルスがザック・ネトのタイムリー三塁打などで7対5と再びリードを奪ったが、4回裏にレッドソックスはカルロス・ナルバエスのタイムリーなどで7対7の同点に追いついた。

 5回表にエンゼルスがローガン・オホッピーのタイムリーで勝ち越すと、7回裏にレッドソックスがエイブラハム・トロの犠飛で同点に。8回表にエンゼルスがケビン・ニューマンのタイムリーで9対8とリードを奪い、これで勝負ありと思われたが、8回裏にレッドソックスが主砲ラファエル・デバースのタイムリーで追いついた。なお、デバースはこの一打で今季54打点となり、メジャー単独トップに浮上している。

 そして9対9の同点のまま迎えた9回裏、レッドソックスは一死1塁からラファエラが右翼ポール際への6号サヨナラ2ラン。「ペスキー・ポール」の近くに飛び込んだこの一発は飛距離わずか308フィート(約94メートル)で、スタットキャスト史上最短のサヨナラ弾となった。審判団の確認を経て、ラファエラの本塁打が認められ、レッドソックスは11対9で劇的サヨナラ勝ち。シーソーゲームを制し、エンゼルス3連戦のスイープ負けを回避した。


spotvnow