レッズ・グリーンがIL入り ベテラン左腕マイリーとメジャー契約
2025.6.5 08:16 Thursday
日本時間6月5日、レッズはエース右腕のハンター・グリーンを右股関節痛で15日間の故障者リストに登録したことを発表した。グリーンは5月上旬に右股関節を痛めて故障者リスト入り。5月下旬に復帰したばかりだったが、3試合に先発しただけで再び戦列を離れることになった。なお、グリーンの離脱に伴い、38歳のベテラン左腕ウェイド・マイリーとのメジャー契約を発表。ロースターの40人枠を空けるために、若手右腕レット・ローダーが60日間の故障者リストに移されている。
現在25歳のグリーンは昨季オールスター・ゲーム初選出を果たしたレッズの若きエース。メジャー4年目の今季はここまで11試合に先発して59回2/3を投げ、4勝3敗、防御率2.72、73奪三振を記録している。先発ながら100マイルを連発するピッチングが魅力だが、日本時間6月4日のブリュワーズ戦で右股関節の痛みを感じ、5回5安打2失点で降板していた。
グリーンが離脱することになり、レッズはマイリーとメジャー契約を結んで先発投手を確保。トミー・ジョン手術からの復帰を目指すマイリーは今季レッズとマイナー契約を結んでいたが、先発での登板機会を得られそうにないため、日本時間6月2日にオプトアウトの権利を行使して退団していた。しかし、グリーンの離脱で状況が一変。テリー・フランコーナ監督は「ブルペンで使うつもりだったが、いずれ彼に先発してもらう必要が出てくることはわかっていた。(グリーンの故障で)それが少し早まったんだ」と話している。
レッズとマイリーの契約は年俸250万ドルのメジャー契約。これが在籍日数に応じて日割り計算で支払われることになる。また、追加で150万ドルの出来高も設けられているようだ。グリーンの代役としてローテ入りするとみられるマイリーだが、日本時間6月5日のブリュワーズ戦で3番手としてマウンドに立ち、今季初登板。アイザック・コリンズに2号3ランを浴びるなど2回6安打4失点と打ち込まれ、チームも1対9で大敗した。