Dバックスのバーンズがトミー・ジョン手術へ 6年契約の1年目
2025.6.7 11:20 Saturday
日本時間6月7日、ダイヤモンドバックスのコービン・バーンズがトミー・ジョン手術を受け、長期離脱となることを米公式サイト「MLB.com」などが伝えた。2021年のはサイ・ヤング賞投手であるバーンズは、今季から6年契約でダイヤモンドバックスに加入。ダイヤモンドバックスは投手陣が課題なだけに、バーンズの長期離脱は大きな痛手となる。
現在30歳のバーンズは今季、11先発で防御率2.66と順調な滑り出しを見せていた。しかし、2日のナショナルズ戦にて、5回途中で負傷降板。右ひじの張りを訴えていた。
バーンズは故障者リストに登録され、スペシャリストのニール・エラトラシュ医師にセカンドオピニオンを求めた。その結果、トミー・ジョン手術が決定。トーリ・ロブロ監督は「この選択が今後のキャリアにとって最善だと本人が判断した。日程的な見通しについてはわからない。来週中に手術が予定されており、そこから回復の道を歩むことになる」と述べた。
チーム防御率がメジャー24位と、投手力が課題のダイヤモンドバックスにとって、バーンズの離脱は大きな痛手だ。当面は昨季頭角を現したライン・ネルソンがその穴を埋めることが予想されるが、すでにバーンズともう1人のベテランであるジョーダン・モンゴメリーを失っており、デプスは貧弱になっている。
さらにバーンズの離脱は2026年シーズンの大半に及ぶと予想されている。ダイヤモンドバックスはエースのザック・ギャレンが今季限りでFAとなり、バーンズとの契約はギャレン流出に備える役割もあっただけに、長期に及ぶ欠場は痛恨だ。