カブスが5本塁打の一発攻勢で勝利 鈴木は今季3度目のマルチ本塁打
2025.6.8 07:50 Sunday
【カブス6-1タイガース】@コメリカ・パーク
日本時間6月8日、カブスはメジャー最高勝率を誇るタイガースとの3連戦の2戦目を迎え、5本塁打を放つ一発攻勢により6対1で勝利。今季40勝に到達し、3連戦の対戦成績は2戦目を終えて1勝1敗となった。カブス先発のジェイムソン・タイオンは7回3安打1失点の好投を見せ、6勝目(3敗)をマーク。タイガースのオープナーを務めたタイラー・ホルトンに3敗目(2勝)が記録された。なお、カブスの鈴木誠也は2本塁打を放つ活躍だった。
両リーグの強豪対決として注目されている今回の3連戦。前日はタイガースのエース左腕タリック・スクーバルに苦しめられたカブス打線だが、今日は自慢の強力打線が本領を発揮した。
まず初回に鈴木の15号ソロで先制。5回表にはマイケル・ブッシュに10号2ランが飛び出し、3対0とリードを広げた。5回裏に1点を返されたが、7回表にピート・クロウ=アームストロングが17号ソロ、有望株マット・ショウも2号ソロを放ち、5対1とリード。8回表には鈴木がこの試合2本目のアーチとなる16号ソロを放ち、ダメ押しの6点目を奪った。
鈴木は「3番・右翼」でスタメン出場し、今季3度目のマルチ本塁打を記録するなど4打数2安打2打点の活躍。今季の打撃成績は打率.269、OPS.895となった。
試合後、鈴木はアーチ共演となったクロウ=アームストロングについて「ピートはやることなすこと全てが子供みたい。弟のような存在」とコメント。本塁打数ではクロウ=アームストロングが1本上回っており、鈴木は「ピートは自分のことを『チームのパワーリーダー』と言っていた」と笑った。