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ドジャース投手陣にまた故障者 ゴンソリンが右ひじの違和感でIL入り

2025.6.8 09:07 Sunday

 日本時間6月8日、ドジャースはマイケル・コペック、カービー・イェーツという2人のリリーフ右腕が故障者リストから復帰したが、それと入れ替わる形で先発右腕トニー・ゴンソリンの故障者リスト入りが発表された。球団の発表によると、ゴンソリンは右ひじの違和感を訴えているという。2023年9月に受けたトミー・ジョン手術のリハビリを経て、今年4月末に2年ぶりのメジャー復帰を果たしたゴンソリンだが、ここまで7先発で3勝2敗、防御率5.00と不安定な投球が目立っていた。

 ドジャースは今季すでに13人の先発投手を起用しており、これはメジャー最多の人数。タイラー・グラスナウ、マイケル・グローブ、カイル・ハート、リバー・ライアン、佐々木朗希、エメット・シーアン、ブレイク・スネル、ギャビン・ストーンと先発候補の多くの投手が故障者リスト入りしているが、ゴンソリンもそこに加わることになってしまった。

 直近のドジャースは山本由伸、クレイトン・カーショウ、ダスティン・メイ、ゴンソリン、ランドン・ナックの5人で先発ローテーションを形成し、必要に応じてブルペンゲームを組み込んでいたが、ナックは不振でマイナー降格(代わりにジャスティン・ロブレスキーが昇格)。ゴンソリンが離脱したことにより先発の頭数が不足する事態に陥ってしまった。

 ゴンソリンの穴を埋める方法としては、コペックとイェーツの復帰でブルペンには多少の余裕ができたため、ベン・カスパリアスやジャック・ドライヤーを先発で試すという方法が考えられる。もちろん、カスパリアスとドライヤーをブルペンにキープしつつ、ボビー・ミラーやマット・サウアーをマイナーから昇格させるという選択肢もある。いずれにしても、計算できる先発投手が山本だけという状況に変わりはなく、苦しいやりくりが続きそうだ。


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