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ブレーブスが今季ワーストの借金9 直近16試合で3勝13敗と急失速

2025.6.8 10:05 Sunday

【ブレーブス2-3xジャイアンツ】@オラクル・パーク

 日本時間6月8日、5連敗中のブレーブスは敵地オラクル・パークでのジャイアンツ3連戦の2戦目を迎え、リードを守れず2対3で逆転サヨナラ負け。先発のブライス・エルダーが8回3安打12奪三振1失点という素晴らしいピッチングを見せたものの、それを勝利につなげることはできなかった。ジャイアンツ4番手のタイラー・ロジャースが3勝目(2敗)をマークし、ブレーブス2番手のピアース・ジョンソンは3敗目(1勝)。6連敗のブレーブスは今季ワーストの借金9となった。

 エルダーとローガン・ウェブの投げ合いとなった一戦は、両先発の好投により緊張感のある投手戦が展開された。先手を取ったのはジャイアンツで、4回裏先頭のウィルマー・フローレスが11号ソロを放ち、1点を先制。しかし、エルダーはそれ以降、ジャイアンツ打線に得点を与えず、8回107球を投げて被安打3、奪三振12、無四球、失点1という見事なピッチングを披露した。

 エルダーを援護したいブレーブス打線は、先制された直後の5回表にマイケル・ハリス2世が4号同点アーチ。6回表には一死満塁のチャンスを作り、マーセル・オズナの内野ゴロの間に好投手ウェブから勝ち越し点をもぎ取った。

 しかし、1点のリードを2番手のジョンソンが守り切れなかった。9回裏一死からエリオット・ラモスにヒットを許すと、二死1塁からマット・チャップマンに12号逆転サヨナラ2ランを被弾。開幕7連敗のあと、猛烈に巻き返して5割復帰を果たしたブレーブスだが、直近16試合で3勝13敗と大きく負け越しており、借金は今季ワーストの9に膨らんだ。

 2日連続の敗戦投手となったジョンソンは「これまでのキャリアで連敗したことは何度かあると思うけど、こんなに辛いことはない」とコメント。今季のブレーブスはメジャー最多となる9度の1点差負けを喫しており、現在は4試合連続の1点差負けとなっている。ブライアン・スニッカー監督は「今はとにかく厳しい状況だ。この状況を好転させなければならない」とチームの厳しい現状を認めつつ、前を向いた。


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