パドレス首位浮上ならず　９回表に追いつくもブリュワーズにサヨナラ負け

2025.6.8 11:41 Sunday

【パドレス３－４ｘブリュワーズ】＠アメリカンファミリー・フィールド

　日本時間６月８日、パドレスは敵地でのブリュワーズ戦に３対４でサヨナラ負け。首位ドジャースが敗れたため、勝てば首位浮上となる一戦だったが、リリーフ陣が踏ん張れず、首位浮上のチャンスを生かすことはできなかった。ブリュワーズ５番手のトレバー・メギルは２点差を守れずセーブに失敗したが、今季初勝利（２敗）をマーク。パドレス５番手のデービッド・モーガンがサヨナラ被弾でメジャー初黒星（０勝）を喫し、松井裕樹は登板しなかった。

　パドレスは４回表に一死１・２塁のチャンスを作り、ジェイク・クロネンワースは見逃し三振に倒れたものの、エリアス・ディアスがレフトへのタイムリーを放って１点を先制。先発のスティーブン・コレックは６回途中まで無失点に抑え、６回裏二死１・３塁の場面では２番手のエイドリアン・モレホンがサル・フリーリックをキャッチャーゴロに打ち取ってピンチを切り抜けた。

　しかし、７回裏に３番手のジェレマイア・エストラーダが一死１・３塁のピンチを招き、代打ジェイク・バウアーズに犠飛を許して１対１の同点に。８回裏には４番手のジェイソン・アダムが一死から四球、内野安打、打撃妨害で満塁のピンチを背負い、リース・ホスキンスの犠飛とアイザック・コリンズのタイムリーで２点を勝ち越された。

　９回表二死１・２塁から重盗を決め、ルイス・アライズのタイムリー二塁打で追いつくなど、粘りを見せたパドレスだったが、９回裏に登板した５番手のモーガンが先頭打者のケイレブ・ダービンに２号ソロを被弾。３対４でサヨナラ負けとなり、首位浮上を逃した。貯金は１つ減って９となり、首位ドジャースとの１ゲーム差は変わっていない。