Rソックスがヤンキースとの点の取り合いを制す クローシェ6勝目
2025.6.8 11:57 Sunday
【レッドソックス10-7ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム
日本時間6月8日、レッドソックスはヤンキースとのライバル対決3連戦の2戦目を迎え、点の取り合いを制して10対7で勝利。注目の3連戦の対戦成績は2戦目を終えて1勝1敗となった。レッドソックス先発のギャレット・クローシェが6回6安打9奪三振5失点で6勝目(4敗)を挙げ、4番手のアロルディス・チャップマンは10セーブ目を記録。ヤンキース先発のライアン・ヤーブローは4回9安打8失点で今季初黒星(3勝)を喫し、アーロン・ジャッジは4打数ノーヒット3三振に終わった。
2回表に有望株クリスチャン・キャンベルのタイムリーで先制したレッドソックスだったが、先発のクローシェが2回裏一死1・3塁からオースティン・ウェルズに10号3ランを被弾。しかし、3回表一死満塁からエイブラハム・トロ、トレバー・ストーリー、キャンベルと3本のタイムリーが飛び出し、この回一挙5点を奪って逆転に成功した。
4回表にはロミー・ゴンザレスが1号2ランを放ち、8対3とリード。4回裏にウェルズのタイムリー二塁打などで2点を返され、8回裏にはDJ・ラメイヒューの2点タイムリーで1点差に詰め寄られたが、9回表にストーリーが貴重な追加点となる2点タイムリーを放ち、3点リードの最終回はチャップマンが三者凡退で締めくくった。
レッドソックス先発のクローシェは4回までに5点を失うなど、決して本調子ではなかったものの、97球で6イニングを投げ抜き、先発投手に求められる「イニングを消化する」という役割をしっかり果たした。6イニングで9個の三振を奪い、今季110奪三振はメジャートップに浮上。防御率2.35もリーグ8位の好成績であり、チームが求めていた絶対的エースとして、期待通りの活躍を見せている。