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メッツ快勝 敗れたロッキーズは借金40に逆戻り シーズン132敗ペース

2025.6.8 13:40 Sunday

【メッツ8-1ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

 日本時間6月8日、ナ・リーグ最高勝率のメッツは敵地でのロッキーズ3連戦の2戦目を迎え、8対1で快勝。リーグ最多の今季41勝目を挙げ、あすの最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決めた。メッツ先発のクレイ・ホームズは9安打を浴びながらも6回6奪三振1失点と粘りのピッチングを見せ、7勝目(3敗)をマーク。敗れたロッキーズは再び借金40となり、先発のヘルマン・マルケスは6回途中8安打4失点で8敗目(2勝)を喫した。

 3回表に有望株ロニー・マウリシオの1号ソロで先制したメッツは、4回裏にライアン・マクマーンの7号ソロで追いつかれたものの、5回表にジャレッド・ヤングの2号ソロとブランドン・ニモのタイムリーで2点を勝ち越し。6回表にはジェフ・マクニールにも4号ソロが飛び出し、ロッキーズ先発のマルケスをノックアウトした。

 7回表は一死満塁のチャンスとなり、タイロン・テイラーの犠飛とルイス・トーレンズのタイムリーで3点を追加。8回表にはニモのタイムリー二塁打でダメ押しの8点目を奪い、メジャー最低勝率のロッキーズを相手に8対1で快勝した。

 勝利したメッツにおいて、大きな存在感を発揮したのが「1番・遊撃」でスタメン出場したフランシスコ・リンドーアだ。ドジャース戦で受けた死球で右足親指を骨折しているにもかかわらず、3安打2盗塁という見事な活躍を披露。いずれも得点にはつながらなかったが、初回と3回表にヒットと盗塁でチャンスメイクした。8回表に3本目のヒットを放ったところで代走を送られて交代。故障者リストに入らずプレーを続けるスター遊撃手の意地と底力が感じられた一戦だった。

 一方、敗れたロッキーズは今季12勝52敗となり、借金40に逆戻り。勝率はわずか.188で、シーズン30勝132敗ペースとなっている。


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