マチャドの決勝弾でパドレス勝利 松井裕樹はピンチを抑えて今季2勝目
2025.6.9 09:04 Monday
【パドレス1-0ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド
日本時間6月9日、パドレスは敵地アメリカンファミリー・フィールドでのブリュワーズ3連戦の最終戦を迎え、マニー・マチャドのソロ本塁打による1点を守り抜いて1対0で完封勝ち。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、貯金10となった。パドレス2番手の松井裕樹が満塁のピンチを抑えて2勝目(1敗)を挙げ、6番手のロベルト・スアレスは21セーブ目を記録。ブリュワーズ2番手のロブ・ザストリズニーは決勝弾を浴び、今季初黒星(1勝)を喫した。
パドレスを勝利に導いたのは主砲の一発だった。両軍無得点で迎えた7回表、イニングの先頭打者として打席に入ったマチャドはフルカウントからの6球目、内角低めの4シームをとらえて左中間への10号ソロ。「相手の先発投手が良かった。彼らはピンポイントのコントロールで攻めてきた。本当に良いピッチングだったけれど、失投をしっかり仕留めることができた」と自画自賛の一発だった。
パドレスは先発のライアン・バーガートから始まる6投手のリレーでブリュワーズ打線を4安打に封じ、1対0で完封勝ち。ソロ本塁打の1点のみで勝利するのは球団史上29度目であり、2023年4月19日のブレーブス戦以来となった。敵地での試合に限れば、2016年8月27日のマーリンズ戦以来ということになる。
パドレスの松井は2番手として登板し、2/3回を無失点に抑えて完封リレーに貢献。6回裏一死1・2塁のピンチでマウンドに上がると、クリスチャン・イェリッチを見逃し三振に仕留め、ウィリアム・コントレラスに四球を与えて満塁となったものの、サル・フリーリックから空振り三振を奪ってピンチを切り抜けた。直後にマチャドの一発が飛び出したため、今季2勝目が転がり込み、防御率は3.16となっている。