フラハティらの前にカブス打線が沈黙 鈴木誠也は4打数ノーヒット3三振
2025.6.9 09:41 Monday
【カブス0-4タイガース】@コメリカ・パーク
日本時間6月9日、カブスはメジャー最高勝率を誇るタイガースとの3連戦の最終戦を迎え、0対4で完封負け。自慢の強力打線がわずか4安打に封じられ、3連戦は1勝2敗の負け越しに終わった。タイガース先発のジャック・フラハティは6回94球を投げて被安打2、奪三振9、与四球3、無失点という好投を見せ、5勝目(6敗)をマーク。カブス先発のケイド・ホートンは5回7安打4失点で降板し、メジャー初黒星(3勝)を喫した。
両リーグの強豪対決として注目された今回の3連戦。初戦はタリック・スクーバルの好投もあってタイガースが3対1で勝利し、2戦目は一発攻勢を見せたカブスが6対1で快勝したが、最終戦を制してカード勝ち越しを手にしたのはタイガースだった。
初回にスペンサー・トーケルソンのタイムリー二塁打で2点を先制したタイガースは、5回裏にライリー・グリーンのタイムリーで2点を追加。先発のフラハティが6回2安打無失点の好投を見せるなど、4投手のリレーでカブスの強力打線を完封した。
カージナルス時代にフラハティと同僚だったカーソン・ケリーは「今日の彼は自分自身をしっかりコントロールし、狙った場所に思い通りのボールを投げていた。そういう日の彼は攻略するのが難しい」とフラハティのピッチングを称賛。クレイグ・カウンセル監督も「特に1巡目は狙い通りの場所にピタリと投げていた」と相手先発投手の好投を称えた。
カブスの鈴木誠也は「3番・左翼」でスタメン出場し、空振り三振、見逃し三振、ライトフライ、空振り三振で4打数ノーヒット。今季7度目の1試合3三振を喫するなど、全くいいところがなかった。チームの65試合目を終え、今季の成績は打率.264、16本塁打、55打点、出塁率.327、OPS.881となっている。