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ドジャース打線がようやく機能 カーショウ今季初勝利 大谷は二塁打放つ

2025.6.9 10:06 Monday

【ドジャース7-3カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

 日本時間6月9日、ドジャースは敵地でのカージナルス戦に7対3で勝利し、3連戦のスイープ負けを回避。4回までに3本のタイムリーが飛び出すなど、つながりを欠いていた打線がようやく機能した。ドジャース先発のクレイトン・カーショウは5回82球を投げて被安打6、奪三振7、無四球、失点1と好投し、今季初勝利(0敗)をマーク。カージナルス先発のマイケル・マグリービーは6回8安打4失点で降板し、メジャー初黒星(今季1勝1敗)を喫した。

 ドジャースは初回先頭の大谷翔平が二塁打を放ってチャンスメイク。ところが、後続3人が凡退し、「今日もタイムリーが出ないのか…」と嫌な空気が漂い始めた。しかし、2回表一死1・2塁からトミー・エドマンのタイムリーとキム・ヘソンのタイムリー三塁打で3点を先制。4回表にはエドマンがタイムリー二塁打を放ち、4対0とリードを広げた。

 4点の援護をもらったカーショウは、5回裏二死1・2塁からメイソン・ウィンのタイムリー二塁打で1点を失ったものの、5回6安打1失点の好投。7つの三振を奪い、通算3000奪三振のマイルストーンまであと17に迫った。

 その後、ドジャースはムーキー・ベッツの9号ソロなどで追加点を奪い、7対3で勝利。3連戦のスイープ負けを回避するとともに、地区首位の座をキープしてあす日本時間6月10日から始まるパドレスとの同地区対決3連戦に臨むことになった。

 2本のタイムリーを放ったエドマンは「ヒットが出ない時期もあったけれど、いつかはタイムリーが出るとわかっていた」とコメント。「このチームには経験豊富な選手が集まっている。厳しい試合が続いても自分たちにプレッシャーをかけたりはしない。普段通りのプレーを続けていれば、いずれヒットは出るとわかっているからね」と自軍の戦力への自信を示した。

 ドジャースの大谷は「1番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席で初球を打ってセンターへの二塁打。それ以降はファーストゴロ、レフトフライ、ショートゴロで3打席凡退し、8回表の第5打席は今季初の死球だった。4打数1安打1死球で今季の打撃成績は打率.293、OPS1.021となっている。


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