メッツ・アロンソが2本塁打 通算243本塁打で球団歴代2位に浮上
2025.6.9 10:22 Monday
【メッツ13-5ロッキーズ】@クアーズ・フィールド
日本時間6月9日、ナ・リーグ東地区首位のメッツは敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ3連戦の最終戦を迎え、13対5で快勝。3連戦をスイープし、今季最多の貯金18となった。メッツ先発のタイラー・メギルが5回3安打2失点で5勝目(4敗)を挙げ、2番手のポール・ブラックバーンは4回7安打3失点でメジャー初セーブを記録。敗れたロッキーズは今季最多タイの借金41となり、先発のチェイス・ドーランダーは3回8安打5失点で6敗目(2勝)を喫した。
ジェフ・マクニールとピート・アロンソがそれぞれ2本塁打を放つなど、チーム合計6本塁打の一発攻勢を見せたメッツ。「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドで17安打13得点の猛攻を見せ、メジャー最低勝率に沈むロッキーズとの3連戦を見事にスイープした。
アロンソは16号2ランと17号2ランを含む6打数3安打4打点の活躍でチームの勝利に貢献。打率を3割台(.301)に乗せ、メジャートップの打点数を61まで伸ばした。また、通算243本塁打となり、デービッド・ライトを抜いて球団歴代2位に浮上。通算23度目のマルチ本塁打もダリル・ストロベリーを上回り、球団歴代1位の記録となった。
試合後、アロンソは「本当に素晴らしいことだ。僕はただチームの勝利に貢献したいだけ。僕の仕事はボールを遠くに飛ばすことであり、走者を迎え入れることだ。自分の役割をこなし、毎試合勝とうとしているに過ぎない」とコメント。記録のためではなく、チームの勝利のためにプレーしていることを強調した。ちなみに、球団最多本塁打記録はストロベリーの252本。アロンソがこの記録を塗り替えるのは時間の問題だろう。