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オリオールズ・菅野が5回途中4失点で4敗目 立ち上がりにリズム掴めず

2025.6.9 10:41 Monday

【オリオールズ1-5アスレチックス】@サターヘルス・パーク

 日本時間6月9日、オリオールズは敵地でのアスレチックス3連戦の最終戦に1対5で敗戦。3連戦を1勝2敗の負け越しで終え、借金12となった。アスレチックス2番手のショーン・ニューカムが3イニングを無失点に抑える好リリーフで今季初勝利(4敗)をマーク。オリオールズ先発の菅野智之は5回途中まで87球を投げて被安打8、奪三振2、与四球1、失点4(自責点3)と精彩を欠き、4敗目(5勝)を喫した。

 カード勝ち越しがかかる一戦に先発した菅野だが、立ち上がりからピリッとせず、リズムを掴めなかった。初回は先頭打者のヒットから二死2塁のピンチとなり、タイラー・ソダーストロムにタイムリーを浴びて先制点を献上。追いついてもらった直後の2回裏にはジョニー・ペレダのタイムリー二塁打、ジェイコブ・ウィルソンのタイムリーなどで3点を失った。

 3回裏を無失点、4回裏を三者凡退に抑えて立ち直ったかに思われたが、5回裏一死1・2塁となったところで降板。10試合ぶりに5イニングを投げ切ることができず、5回途中8安打4失点(自責点3)で今季の防御率は3.23となった。

 オリオールズはその後、8回裏にマックス・マンシーの3号ソロでダメ押し点を奪われ、1対5で敗戦。アスレチックス3連戦は1勝2敗の負け越しとなった。トニー・マンソリーノ監督は「西海岸で6試合を戦うのは大変。マリナーズとアスレチックスを相手に4勝2敗なら上出来だ」と総括したが、6月の巻き返しに向けて、アスレチックス3連戦の負け越しが満足のいく結果でないことは間違いないだろう。


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