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ブレーブス逆転負けで今季ワーストの借金10 ストライダーは開幕5連敗

2025.6.9 11:15 Monday

【ブレーブス3-4ジャイアンツ】@オラクル・パーク

 日本時間6月9日、6連敗中のブレーブスは敵地でのジャイアンツ戦に3対4で逆転負け。開幕7連敗に続いて今季2度目となる7連敗を喫し、借金は今季ワーストの10まで膨らんでしまった。ジャイアンツ先発のランデン・ループが6回5安打3失点で4勝目(4敗)を挙げ、4番手のカミロ・ドバルは9セーブ目を記録。ブレーブス先発のスペンサー・ストライダーは6回3安打4失点(自責点3)と力投したが、5敗目(0勝)を喫した。

 屈辱の開幕7連敗から5割復帰を果たし、ロナルド・アクーニャJr.とストライダーの戦列復帰とともに上位進出を目指すという青写真を描いていたであろうブレーブス。しかし、そんな思惑とは裏腹に、今季2度目の7連敗。ワイルドカード圏内からはすでに9.5ゲームも離れており、8年連続のポストシーズン進出に向けて黄信号が灯りつつある。

 連敗ストップを目指した今日の試合は、初回に1点を先制。同点に追いつかれた直後の3回表にはマット・オルソンのタイムリー二塁打で2点を勝ち越した。ところが、4回裏にマイク・ヤストレムスキーの2点タイムリー二塁打で追いつかれ、二塁オジー・オルビーズのタイムリーエラーで勝ち越し点を献上。最後までこの1点を追いつくことができなかった。

 開幕64試合で37敗以上を喫したチームがポストシーズンに進んだ例は過去にもあるため、ブレーブスがポストシーズン進出を諦めるのはまだ早い。しかし、ストライダーが0勝5敗、防御率5.40と苦戦するなど、思い描いていたシナリオ通りに事が進んでいないのも事実だ。ブライアン・スニッカー監督は「我々には本当にいいチームになるための余地がある。まだまだ期待は大きい」と前向きに語っているが、常勝軍団は本当にここから巻き返すことができるのだろうか。


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