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Rソックスが空中戦を制す ヤンキース・ジャッジの2本塁打は空砲に

2025.6.9 11:54 Monday

【レッドソックス11-7ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

 日本時間6月9日、全米中継の「サンデーナイト・ベースボール」として行われたレッドソックス対ヤンキースのライバル対決は、本塁打を打ち合う空中戦の末にレッドソックスが11対7で勝利。ヤンキース3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。レッドソックス先発のハンター・ドビンスが5回4安打3失点で3勝目(1敗)を挙げ、8番手のアロルディス・チャップマンは11セーブ目を記録。ヤンキース先発のカルロス・ロドンは6回途中3安打5失点で4敗目(8勝)を喫した。

 ライバル対決3連戦の最終戦は、壮絶な打ち合いとなった。ヤンキースが初回にアーロン・ジャッジの22号2ランで先制すると、レッドソックスは5回表に有望株クリスチャン・キャンベルの6号2ランで同点に。直後の5回裏にヤンキースがDJ・ラメイヒューの2号ソロで勝ち越したが、レッドソックスは6回表にカルロス・ナルバエスの6号3ランで逆転し、ジャレン・デュランの2点タイムリーで7対3とリードを広げた。

 ヤンキースは6回裏に2点を返し、2点差まで詰め寄ったが、レッドソックスは8回表にエイブラハム・トロの4号ソロ、トレバー・ストーリーの8号ソロと二者連続アーチが飛び出し、9回表にはラファエル・デバースの14号ソロなどで2点を追加してダメ押し。ヤンキースは9回裏にジャッジがこの試合2本目のアーチとなる23号2ランを放ったが、最後は二死2・3塁のチャンスでアンソニー・ボルピーが空振り三振に倒れ、試合終了となった。

 試合に敗れたヤンキースだが、ジャッジは2本の2ラン本塁打を含む4打数3安打4打点1四球と強烈な存在感を発揮。今季の安打数をメジャートップの95本に伸ばし、打撃成績は打率.396、23本塁打、55打点、出塁率.493、OPS1.264となった。1試合3安打は早くも今季10度目。ヒットもホームランも打てる怪物は、今後どこまで成績を伸ばしていくのだろうか。


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