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ロイヤルズ・パスカンティーノとメッツ・アロンソが週間MVPに選出

2025.6.10 08:39 Tuesday

 日本時間6月10日、2025年シーズン11週目の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはビニー・パスカンティーノ(ロイヤルズ)、ナショナル・リーグはピート・アロンソ(メッツ)が選出された。パスカンティーノは自身2度目の受賞で、ロイヤルズからの選出は昨年7月のボビー・ウィットJr.以来。一方、アロンソは自身5度目の受賞となり、メッツからの選出は昨年8月のフランシスコ・リンドーア以来である。また、一塁手のダブル受賞は2022年4月のミゲル・カブレラとコディ・ベリンジャー以来3年ぶりとなった。

 現在27歳のパスカンティーノは6試合に出場して打率.500(26打数13安打)、2本塁打、7打点、OPS1.305の好成績をマーク。打率と安打はメジャー1位、出塁率(.536)は同4位、OPSは同6位、長打率(.769)は同7位にランクインした。現在は24試合連続出塁を継続しており、これはホセ・ラミレス(ガーディアンズ)の34試合に次いでメジャー2位の数字。ロイヤルズとしては、2021年にニッキー・ロペスが31試合連続出塁をマークして以来の記録である。

 現在30歳のアロンソは7試合に出場して打率.400(30打数12安打)、5本塁打、15打点、OPS1.453と打棒爆発。本塁打と打点はメジャー1位、長打率(.967)とOPSは同2位、安打は同3位タイ、出塁率(.486)は同8位にランクインした。1週間で2度のマルチ本塁打を記録し、通算23度となってダリル・ストロベリーが持っていた22度の球団記録を更新。また、通算本塁打数を243に伸ばし、デービッド・ライト(242)を抜いて球団歴代2位に浮上した。球団記録はストロベリーの252であり、今季中の記録更新はほぼ確実となっている。


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