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カブスが延長戦の末に逆転サヨナラ負け 鈴木は2試合ぶりのヒットを放つ

2025.6.10 11:04 Tuesday

【カブス3-4xフィリーズ】延長11回@シチズンズバンク・パーク

 日本時間6月10日、ナ・リーグ中地区の首位に立つカブスは敵地で強豪フィリーズとの3連戦がスタート。その初戦は8回表に追いつき、11回表に勝ち越したものの、リードを守れず3対4で逆転サヨナラ負けを喫した。フィリーズ6番手のカルロス・ヘルナンデスが今季初勝利(0敗)を挙げ、カブス5番手のダニエル・パレンシアは2敗目(0勝)。カブスの鈴木誠也は「3番・DH」でスタメン出場し、2試合ぶりのヒットを放って5打数1安打だった。

 カブスは初回にカイル・タッカーの13号ソロで先制。先発のマシュー・ボイドは4回裏無死満塁のピンチを最少失点に抑えたあと、5回裏に自身の牽制悪送球も絡んでフィリーズに勝ち越しを許したが、6回8安打2失点(自責点1)と役割を果たした。

 2回以降、走者を出しながらもなかなか得点を奪えなかったカブスだが、8回表一死からイアン・ハップに5号ソロが飛び出し、2対2の同点に。試合は延長戦に突入し、11回表にはピート・クロウ=アームストロングのタイムリー二塁打で3対2と勝ち越しに成功した。

 しかし、10回裏からマウンドに上がっていたパレンシアが踏ん張り切れなかった。11回裏先頭のJ・T・リアルミュートに同点タイムリーを浴びると、二者連続のバント安打で無死満塁の大ピンチに。ここでブランドン・マーシュにセンターオーバーのタイムリーを浴び、3対4でサヨナラ負けとなった。

 カブスの鈴木は見逃し三振、レフトフライ、センターへのヒット、レフトライナー、ライトフライで5打数1安打。2試合ぶりのヒットを放ち、今季の打撃成績は打率.263、出塁率.325、OPS.872となっている。


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