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ブレーブスが連敗ストップ セールは通算91度目の2ケタ奪三振で4勝目

2025.6.10 11:52 Tuesday

【ブレーブス7-1ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

 日本時間6月10日、7連敗中のブレーブスは敵地でのブリュワーズ3連戦がスタート。その初戦は先発のクリス・セールの好投に打線が一発攻勢で応え、7対1で快勝して連敗をストップした。セールは7回103球を投げて被安打5、奪三振11、与四球2、失点1という好投を見せ、自身91度目の2ケタ奪三振を記録するとともに、4勝目(4敗)をマーク。ブリュワーズ先発のアーロン・シバーリは5回途中5安打2失点で降板し、2敗目(1勝)を喫した。

 今季2度目の7連敗を止めたのは、昨季のサイ・ヤング賞左腕の快投だった。セールは3回裏にウィリアム・コントレラスのタイムリーで先制を許したものの、7イニングを投げて失点はこの1点だけ。4回裏と6回裏に三者三振を奪うなど、今季の自己最多となる11奪三振をマークした。

 打線は5回表にロナルド・アクーニャJr.が逆方向への5号ソロを放って同点に追いつき、マット・オルソンの14号2ランで勝ち越しに成功。セールが7イニングを投げ終えた直後、8回表にはイーライ・ホワイトに3号2ランが飛び出し、5対1とリードを広げた。その後、9回表にも一死満塁のチャンスを作り、マーセル・オズナの2点タイムリーでダメ押し。7対1で快勝し、連敗を7で止めた。

 なお、セールは通算91度目の2ケタ奪三振をマークしたが、これはメジャー歴代8位、左腕に限れば3番目の記録となる。2ケタ奪三振の達成回数トップ8は、ノーラン・ライアン(215回)、ランディ・ジョンソン(212回)、マックス・シャーザー(113回)、ロジャー・クレメンス(110回)、ペドロ・マルティネス(108回)、サンディ・コーファックス(97回)、カート・シリング(93回)、そしてセール(91回)という顔ぶれになっている。


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