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点の取り合いの末にRソックス敗れる アンソニーはほろ苦デビューに

2025.6.10 12:18 Tuesday

【レイズ10-8レッドソックス】延長11回@フェンウェイ・パーク

 日本時間6月10日、レッドソックスは本拠地フェンウェイ・パークでレイズとの同地区対決3連戦がスタート。その初戦はお互いが点を取り合うシーソーゲームとなったが、延長11回までもつれる熱戦の末に8対10で敗れた。レイズ6番手のイアン・セイモアはメジャー初登板で勝利投手に。レッドソックス5番手のザック・ケリーが3敗目(1勝)を喫し、期待の有望株ロマン・アンソニーは4打数ノーヒットに終わった。

 球界ナンバーワン有望株のアンソニーのデビュー戦として注目された一戦は、シェーン・バズ(レイズ)とブライアン・ベヨ(レッドソックス)の投げ合いでスタート。レッドソックスの守備の乱れもあり、レイズが5回表までに3点をリードしたが、レッドソックスは5回裏に1点を返し、6回裏にはロミー・ゴンザレスの2点タイムリー二塁打で3対3の同点に追いついた。

 7回以降は点の取り合いとなり、7回表にレイズが3点を勝ち越すと、レッドソックスは7回裏にトレバー・ストーリーのタイムリーなどで2点を返して1点差に。9回表に1点を追加されたが、2点ビハインドで迎えた9回裏にクリスチャン・キャンベルのタイムリー内野安打などで7対7と試合を振り出しに戻した。

 10回はお互い1点ずつを取り合い、試合は8対8の同点で11回に突入。レイズが11回表にジェイク・マンガムのタイムリーなどで2点を勝ち越すと、レッドソックスはその裏、無死1・2塁のチャンスを生かすことができず、8対10で試合終了となった。

 注目のアンソニーは9回裏一死2・3塁の第5打席でショートゴロの間にメジャー初打点を挙げたものの、4打数ノーヒット1打点1四球1三振。5回表にはヤンディ・ディアスのライト前ヒットを後逸するタイムリーエラーを犯し、2点ビハインドの11回裏無死2塁で迎えた第5打席では代打を送られるなど、ほろ苦デビューとなった。ウィルヤー・アブレイユの離脱期間中は多くの出場機会が与えられる見込みであり、あす以降のプレーにも注目したい。


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