English Español 韓国語

菊池雄星が8回途中無失点で2勝目 アスレチックス・クラークは超美技

2025.6.10 13:04 Tuesday

【アスレチックス4-7エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

 日本時間6月10日、エンゼルスはアスレチックス3連戦の初戦にエース左腕の菊池雄星が先発。菊池は5回表一死までパーフェクト投球を続けるなど、8回途中まで被安打1、奪三振5、与四球1、無失点という好投を見せ、2勝目(5敗、防御率2.92)をマークした。エンゼルスは7対4で勝利し、5番手のケンリー・ジャンセンが15セーブ目を記録。アスレチックス2番手のジェフリー・スプリングスは6回5安打4失点(自責点3)で5敗目(5勝)を喫した。

 今季14度目の先発登板となった菊池が立ち上がりから安定感抜群のピッチングを見せた。初回を三者凡退に抑えると、若手の好打者を揃えるアスレチックス打線を相手に5回表一死までパーフェクト投球。この回、初安打と四球で二死1・2塁のピンチを招いたが、ウィリー・マカイバーをサードゴロに打ち取って事なきを得た。

 6回表をわずか5球で三者凡退に抑えるなど、試合後半も好投が続き、8回表先頭のニック・カーツを空振り三振に仕留めたところで降板。8回途中まで104球を投げて被安打1という堂々たるピッチングを見せ、今季の防御率はついに2点台(2.92)となった。

 エンゼルス打線は初回にノーラン・シャニュエルの本塁打性の打球がアスレチックスの中堅デンゼル・クラークに好捕されたものの、3回裏一死1・2塁からザック・ネト、シャニュエル、マイク・トラウトの3連続タイムリーで3点を先制。4回裏にはジョー・アデルに12号ソロが飛び出し、4対0とリードを広げた。

 8回表に菊池が降板した直後、2番手のコナー・ブログドンがルイス・ウリアスにヒットを許し、代打JJ・ブレデイに7号2ランを浴びたが、8回裏にトラウトの犠飛とアデルの2点タイムリーでダメ押しの3得点。9回表にマックス・マンシーの4号2ランで2点を返されたものの、7対4で同地区対決3連戦の初戦を制した。


spotvnow