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ヤンキース・フリードがメジャートップの9勝目 ジャッジは特大24号

2025.6.11 11:58 Wednesday

【ヤンキース10-2ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

 日本時間6月11日、ヤンキースは敵地でのロイヤルズ戦に10対2で大勝し、今季40勝に到達。ア・リーグではタイガース(44勝)に続いて2球団目となった。ヤンキース先発のマックス・フリードは7回91球を投げて被安打6、奪三振4、無四球、失点2と安定した投球を見せ、メジャー単独トップの9勝目(1敗)をマーク。ロイヤルズ先発のノア・キャメロンは6回途中7安打6失点で2敗目(2勝)を喫した。

 メジャーデビューから5先発連続で6イニング以上&1失点以下と好投を続けていたキャメロンを相手にしたヤンキースだったが、「球界最強打者」には関係なかった。1回表のヤンキースの攻撃は、一死からトレント・グリシャムが四球で出塁し、打席には主砲アーロン・ジャッジ。カウント2-0からの3球目、やや甘く入った4シームをジャッジが振り抜くと、打球は猛烈なスピードで大きな放物線を描き、左翼スタンド後方へ消えていった。

 ジャッジの24号先制2ランは、初速117.9マイル(約190キロ)、飛距離469フィート(約143メートル)を計測。今季のMLBにおいて、エンゼルスのマイク・トラウトの484フィート、同じくエンゼルスのローガン・オホッピーの470フィートに次ぐ3番目の飛距離となった。

 ヤンキースはその後もオースティン・ウェルズの11号3ランなどで追加点を奪い、キャメロンを攻略。ジャッジは6回表にライトへのタイムリーを放ち、5打数2安打3打点の活躍で打率.396をキープした。先発のフリードは守備に足を引っ張られる場面もあったが、7回6安打2失点の好投で9勝目。投打が噛み合ったヤンキースが強さを見せた一戦だった。


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