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ロッキーズ今季13勝目ならず 3点リードの9回表に4失点で逆転負け

2025.6.11 12:50 Wednesday

【ジャイアンツ6-5ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

 日本時間6月11日、3連敗中のロッキーズは同地区ジャイアンツとの3連戦がスタート。その初戦は8回裏に2点を追加して5対2とリードを奪ったが、9回表に4失点を喫し、逆転負けで4連敗となった。勝利したジャイアンツは6連勝となり、3番手のエリック・ミラーが3勝目(0敗)、4番手のカミロ・ドバルが10セーブ目を記録。ロッキーズは4連敗で今季ワーストの借金42となり、5番手のザック・アグノスに3敗目(0勝)が記録された。

 ロッキーズは4回裏にライアン・マクマーンが8号ソロ、5回裏にはカイル・ファーマーが3号ソロを放つなど、8回表終了時点で3対2と1点をリード。8回裏にはブレントン・ドイルのタイムリー三塁打などで2点を追加し、今季13勝目をほぼ手中に収めたかと思われた。

 ところが、抑え役に起用された新人右腕のアグノスが大誤算。先頭のケーシー・シュミットに1号ソロを浴びると、3つの四球で一死満塁のピンチを招いて降板。急遽マウンドに上がった6番手のビクター・ボドニックはエリオット・ラモスの犠飛とウィルマー・フローレスのタイムリー内野安打で追いつかれ、マイク・ヤストレムスキーに決勝タイムリーを浴びた。

 9回表二死1・3塁からのフローレスのタイムリー内野安打は完全に打ち取ったボテボテの当たりだったが、これが同点打になってしまうあたりが今のロッキーズのチーム状況を象徴しているとも言える。これで12勝54敗となり、今季ワーストの借金42。勝率わずか.182、シーズン29勝133敗ペースとなっている。


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