ドジャース大敗で2位と0.5差に 大谷は7試合連続安打も8試合ノーアーチ
2025.6.11 13:31 Wednesday
【ドジャース1-11パドレス】@ペトコ・パーク
日本時間6月11日、ドジャース対パドレスのライバル対決3連戦は2戦目を迎え、パドレスが11対1で大勝。ドジャースは6回裏の途中から野手登板のキケ・ヘルナンデスを投入するなど、早々に試合を諦めた。パドレス先発のディラン・シースは7回103球を投げて被安打3、奪三振11、与四球5、無失点の力投で2勝目(5敗)をマーク。ドジャース2番手のマット・サウアーは4回2/3(111球)を投げて13安打9失点と打ち込まれ、メジャー初黒星(1勝)を喫した。
白熱した展開となった初戦とは対照的に、ライバル対決3連戦の2戦目はワンサイドゲームとなった。パドレスは先発のシースが満塁のピンチを切り抜けた直後の3回裏にルイス・アライズの二塁打、マニー・マチャドの単打、ジャクソン・メリルの三塁打と3連続タイムリーが飛び出して3点を先制。4回裏は無死満塁の場面でマーティン・マルドナードが併殺打に倒れたものの、この間に1点を追加した。
シースの無失点ピッチングが続くなか、5回裏にはマチャドが2本目のタイムリーを放って5点目。6回裏にはマルドナードの3号ソロやザンダー・ボガーツのタイムリーで4点を追加し、サウアーをノックアウトした。
ドジャースはサウアー降板時点で試合を諦め、野手登板のキケ・ヘルナンデスを投入。パドレスは7回裏にキケ・ヘルナンデスを攻め、マチャドがこの試合3本目となるタイムリーを放って11対0とリードを広げた。
ドジャースは8回表にパドレス2番手のデービッド・モーガンからマイケル・コンフォートのタイムリーで1点を奪い、完封負けこそ回避したものの、1対11で大敗。6連勝中の2位ジャイアンツとのゲーム差は0.5に縮まり、3位パドレスとも1ゲーム差になった。
ドジャースの大谷は「1番・DH」でスタメン出場し、空振り三振、セカンドゴロ、ライトへのヒットで3打数1安打。キケ・ヘルナンデスの野手登板時にDHが解除されたため、途中交代となった。連続試合安打を7に伸ばした大谷だが、日本時間6月3日のメッツ戦で放った23号を最後に、8試合連続ノーアーチ。今季の打撃成績は打率.292、出塁率.386、OPS1.011となっている。