テオスカー決勝弾でドジャースが首位キープ 大谷1安打、松井無失点
2025.6.12 07:59 Thursday
【ドジャース5-2パドレス】@ペトコ・パーク
日本時間6月12日、ドジャースはパドレスとの同地区対決3連戦の最終戦に5対2で勝利。負ければ地区首位陥落の一戦だったが、見事に勝利を収め、同地区対決3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。ドジャース2番手のルー・トリビーノが2勝目(0敗)、8番手のアレックス・ベシアが3セーブ目を挙げ、パドレス2番手のエイドリアン・モレホンは3敗目(3勝)。ドジャースの大谷翔平は今季5本目の三塁打を放って5打数1安打、パドレスの松井裕樹は1回2奪三振で無失点だった。
ドジャースは先発のベン・カスパリアスが2回裏一死1・2塁からジェイク・クロネンワースにセンターへのヒットを浴びたが、中堅アンディ・パヘスが好返球で二塁走者の生還を阻止。しかし、ホセ・イグレシアスに四球を与えて二死満塁となり、マーティン・マルドナードへの押し出し四球で先制点を献上した。
パドレス先発のランディ・バスケスに対し、ドジャース打線は5回表一死からマイケル・コンフォートが4号ソロを放って1対1の同点に。6回表にはパドレスのリリーフ陣から一死1・2塁のチャンスを作り、ここのところ不振が続いていたテオスカー・ヘルナンデスに11号3ランが飛び出して4対1と勝ち越しに成功した。
6回裏にギャビン・シーツの犠飛で1点を返されたドジャースは、7回裏一死から3連続四球で満塁のピンチとなったが、マイケル・コペックをリリーフしたアンソニー・バンダがルイス・アライズとマニー・マチャドを抑えて無失点。9回表に大谷の三塁打から二死1・3塁のチャンスを作り、ウィル・スミスがライトへのタイムリーを放ってダメ押しした。
ドジャースの大谷は「1番・DH」でスタメン出場。最初の4打席は空振り三振、レフトフライ、ショートゴロ、空振り三振でいずれも凡退したが、9回表の第5打席で右中間への三塁打を放ち、チームのダメ押し点につなげた。5打数1安打で連続試合安打を8に伸ばし、今季の打撃成績は打率.290、出塁率.383、OPS1.008となっている。
パドレスの松井は2点ビハインドの7回表に4番手として登板。先頭のキム・ヘソンを打ち取ったあと、大谷を空振り三振に仕留め、メジャー通算100奪三振を達成した。その後、ムーキー・ベッツにヒットを許したが、フレディ・フリーマンから空振り三振を奪って1回無失点。今季29試合に登板し、防御率は3.25となっている。