カブス完敗で2カード連続の負け越し 鈴木誠也は4打数1安打2三振
2025.6.12 08:17 Thursday
【カブス2-7フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク
日本時間6月12日、カブスは敵地でのフィリーズ3連戦の勝ち越しがかかった一戦に2対7で完敗。タイガース3連戦に続いて2カード連続の負け越しとなり、ロード9連戦を4勝5敗の負け越しで終えた。直近2登板で自責点20と炎上していたフィリーズ先発のヘスス・ルザードは6回10奪三振1失点の好投で6勝目(2敗)をマーク。カブス先発のベン・ブラウンは6回途中8安打6失点で5敗目(3勝)を喫し、鈴木誠也は「3番・DH」で4打数1安打2三振だった。
カード勝ち越しを狙ったカブスだが、試合序盤からフィリーズに主導権を握られる展開となった。初回にいきなり無死2・3塁のピンチとなり、マックス・ケプラーにタイムリー二塁打を浴びるなど3失点。3回裏には強打者カイル・シュワーバーに21号ソロを浴び、0対4とリードを広げられた。
4回表にニコ・ホーナーのタイムリー二塁打で1点を返したが、直後の4回裏にアレック・ボームのタイムリーで2失点。7回裏にはボームに6号ソロを浴び、6点ビハインドとなった。8回表無死3塁からカイル・タッカーの内野ゴロの間に1点を返したものの、反撃はここまで。先発のブラウンが6回途中6失点、打線もフィリーズ先発のルザードの前に10三振と元気がなく、2カード連続の負け越しとなった。
カブスの鈴木は「3番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席でショートへの内野安打を放ち、連続試合安打を3に伸ばしたが、第2打席と第3打席はいずれも空振り三振、第4打席はセンターフライに倒れ、4打数1安打2三振だった。今季の打撃成績は打率.266、出塁率.325、OPS.864となっている。