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ブレーブス・シュウェレンバックが完投勝利 アクーニャJr.は早くも6号

2025.6.12 10:01 Thursday

【ブレーブス6-2ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

 日本時間6月12日、ブレーブスは敵地でのブリュワーズ3連戦の最終戦に6対2で勝利。借金を1つ減らして9とした。ブレーブス先発のスペンサー・シュウェレンバックは105球で9イニングを投げ抜き、被安打5、奪三振9、無四球、失点2のメジャー初完投で5勝目(4敗)をマーク。ブリュワーズ先発のチャド・パトリックは5回7安打5失点と精彩を欠き、6敗目(3勝)を喫した。

 ブレーブスは2回表にマイケル・ハリス2世の5号2ランと新人ドレイク・ボールドウィンのタイムリーで3点を先制。その後は1度も主導権を譲らず、6対2でブリュワーズを破ったが、「投」ではシュウェレンバック、「打」ではロナルド・アクーニャJr.の活躍が光った。

 シュウェレンバックは2回裏にリース・ホスキンスに10号ソロを浴びるなど、ブリュワーズ打線に2点を奪われたものの、余計な走者を出さない効率的なピッチングで初の完投勝利。マイナーでも完投はなく、メジャー初完投のみならず「プロ初完投」となった。ブライアン・スニッカー監督は「98~99マイルでキャッチボールをしているような感じだった」とテンポよく9イニングを投げ抜いたシュウェレンバックの好投を称えた。

 アクーニャJr.は4回表に2試合ぶりの一発となる6号2ラン。これを含め、5打数3安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した。昨年5月に左ひざ前十字靭帯断裂の重傷を負い、今年5月下旬にようやく復帰したアクーニャJr.だが、ここまで18試合に出場して打率.353、6本塁打、11打点、OPS1.083の大活躍。盗塁は1つも記録していないが、強打のリードオフマンとしてチームを牽引している。スニッカー監督も「彼の名前をトップに書くのが好きなんだ。今の状態は素晴らしい。打席の内容もいいし、打つべきボールの判断も素晴らしい」と2023年ナ・リーグMVPのスーパースターの活躍を喜んだ。


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