メッツ・ピーターソンが無四球完封勝利 ソトは2試合連発の13号2ラン
2025.6.12 10:46 Thursday
【ナショナルズ0-5メッツ】@シティ・フィールド
日本時間6月12日、メッツは同地区のナショナルズを相手に5対0で快勝。明日の最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決めただけでなく、今季初の貯金20に到達し、メジャー最高勝率に浮上した。メッツ先発のデービッド・ピーターソンは9回106球、被安打6、奪三振6の内容で無四球完封を達成し、5勝目(2敗)をマーク。ナショナルズ先発のジェイク・アービンは5回5安打4失点で降板し、3敗目(5勝)を喫した。
ドジャース戦で大谷翔平を苦しめた左腕ピーターソンが自身初の9イニング完投を無四球完封勝利で飾った。巧みな投球術でナショナルズ打線に的を絞らせず、6回まで二塁に進んだ走者はゼロ。7回表に無死1・2塁のピンチを迎えたが、連続三振と内野ゴロで切り抜けた。8回表は中堅タイロン・テイラーの好返球に助けられ、無失点ピッチングを継続。9回表は三者凡退で締めくくった。
無四球で完封勝利をマークするのは、メッツの球団史上63人目の快挙。メッツの左腕による完封勝利は2019年のスティーブン・マッツとジェイソン・バルガス以来、実に6年ぶりとなった。ピーターソンの防御率2.49はローガン・ウェブ(ジャイアンツ)らを上回り、リーグ4位の好成績である。
打線も先制、中押し、ダメ押しと効果的に得点を奪い、ピーターソンの好投を援護。ブランドン・ニモが2本塁打を放つ活躍を見せ、フアン・ソトも3回裏に2試合連発の13号2ランを放つなど4打数2安打2打点で勝利に貢献した。ソトは直近11試合で5本目の一発。6月に入って打率.382、4本塁打、出塁率.553、OPS1.347と打ちまくっており、いよいよ本領発揮ということになりそうだ。