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メッツ・千賀が好投で7勝目も右ハムストリング負傷 無念のIL入りへ

2025.6.13 07:50 Friday

【ナショナルズ3-4メッツ】@シティ・フィールド

 日本時間6月13日、メッツは先発の千賀滉大の好投もあり、ナショナルズに4対3で勝利。3連戦をスイープして連勝を6に伸ばしたが、千賀が右ハムストリングを痛めて負傷降板するというアクシデントに見舞われた。カルロス・メンドーサ監督は千賀を15日間の故障者リストに登録することを認めている。千賀は6回途中1安打無失点で7勝目(3敗)を挙げ、防御率1.47はメジャートップに。メッツ5番手のエドウィン・ディアスが15セーブ目を挙げ、ナショナルズ先発のマイケル・ソロカは5回3安打4失点で4敗目(3勝)を喫した。

 メッツにとって、エース・千賀の健康状態は昨季からの懸念事項だった。今季はここまで健康を維持し、防御率1点台の活躍を見せていたが、今日の試合で6回表一死からCJ・エイブラムスにファーストゴロを打たせてベースカバーに入った際、一塁ピート・アロンソからの送球が高く浮いたところをキャッチしようとして右ハムストリングを負傷。現時点で故障の程度はわかっていないものの、故障者リストが確実となった。

 千賀の故障を誘発する形となってしまったアロンソは「ひどい気分だ。できる限りベストのスローイングをしようと思ったが、上手くいかなかった」とコメント。千賀は右肩痛で大きく出遅れた昨季も7月下旬の復帰戦で左ふくらはぎを負傷。ポストシーズンは万全ではない状態での登板を強いられ、3登板(うち2先発)で防御率12.60と実力を発揮できなかった。

 メッツはジェフ・マクニールの7号3ランとブランドン・ニモの13号ソロで千賀を援護し、千賀は6回途中まで1安打無失点に抑える好投で7勝目をマーク。防御率1.47はメジャートップに浮上し、2年ぶり2度目のオールスター・ゲーム選出も現実味を帯び始めていた。千賀にとってもチームにとっても痛すぎる負傷。あとは大事に至らず、短期間で復帰できることを願うばかりだろう。


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