ジャイアンツ痛恨の逆転サヨナラ負け　１ゲーム差で首位攻防３連戦へ

2025.6.13 08:03 Friday

【ジャイアンツ７－８ｘロッキーズ】＠クアーズ・フィールド

　日本時間６月13日、７連勝中のジャイアンツは敵地でのロッキーズ戦でリードを守れず、７対８で逆転サヨナラ負け。勝てば同率首位に浮上できる一戦だったが、逆にゲーム差が１に広がった状態であすからのドジャース３連戦を迎えることになった。執念の逆転サヨナラ勝ちで今季13勝目を挙げたロッキーズは、４番手のセス・ハルバーセンが今季初勝利（１敗）をマーク。ジャイアンツ５番手のランディ・ロドリゲスは今季初黒星（３勝）を喫した。

　３連戦の最終戦は８連勝を目指すジャイアンツのペースで進んでいった。２回表に打線がつながり、タイラー・フィッツジェラルドの犠飛、ローガン・ポーターのタイムリー、エリオット・ラモスの２点タイムリーで一挙４点を先制。４回裏にライアン・リッターのタイムリーで２点を返されたが、５回表にはドミニク・スミスに今季初アーチとなる１号３ランが飛び出し、７対２とリードを広げた。

　ところが、６回裏にミッキー・モニアックの７号ソロで１点を返されると、７回裏にはタイロ・エストラーダの２点タイムリー二塁打で２点差に。９回裏は今季防御率0.61と安定感抜群のロドリゲスがマウンドに上がったが、一死満塁から三塁ケーシー・シュミットのエラーでまず１点。二死満塁となったあと、オーランド・アルシアをカウント０－２と追い込んだものの、そこからフルカウントに持ち込まれ、最後はレフトへの逆転サヨナラ２点タイムリーを浴びた。

　ジャイアンツの連勝は７でストップし、２年ぶりの８連勝は達成できず。地区２位は変わらないが、首位ドジャースとのゲーム差は１に広がった。あすからは敵地ドジャー・スタジアムでドジャースとの首位攻防３連戦がスタート。その初戦はローガン・ウェブvs山本由伸というエース対決が予定されている。