カブス・鈴木誠也が5試合ぶりの17号 57打点はPCAと並びリーグ2位タイ
2025.6.13 11:14 Friday
【パイレーツ2-3カブス】@リグレー・フィールド
日本時間6月13日、ナ・リーグ中地区首位のカブスは同地区パイレーツとの4連戦がスタートし、初戦に3対2で勝利。カブスの鈴木誠也は5試合ぶりの一発となる17号ソロを放ち、結果的には鈴木の本塁打で得た3点目が勝敗を分けることになった。カブス先発のジェイムソン・タイオンが7回途中4安打2失点の好投で7勝目(3敗)を挙げ、4番手のライアン・プレスリーは5セーブ目を記録。パイレーツ先発のアンドリュー・ヒーニーは6回4安打3失点で5敗目(3勝)を喫した。
両軍無得点で迎えた4回裏、カブスは二死1塁の場面でピート・クロウ=アームストロングが18号2ランを放ち、2点を先制。高めのボール球だったが、上手くバットに乗せ、右翼スタンドに持っていった。クロウ=アームストロングはこの時点で今季57打点となり、鈴木を抜いてリーグ2位に浮上。「兄貴分」の鈴木をリードする一発となった。
「弟分」のクロウ=アームストロングの活躍に刺激を受けたのか、鈴木も6回裏の第3打席で外角高めのチェンジアップを振り抜いて左翼スタンドへの17号ソロ。5試合ぶりの一発を放ち、打点王争いでリーグ2位タイのクロウ=アームストロングに並んだ。今日は3打数1安打1打点で連続試合安打を4に伸ばし、リーグ6位タイの17本塁打、同2位タイの57打点だけでなく、OPS.873もリーグトップ10に名を連ねている(10位)。
カブスは7回表にタイオンが捕まり、一死2塁からアダム・フレイジャーにタイムリーを浴びて1失点。次打者アイザイア・カイナー=ファレファにもヒットを許して降板した。その後、2番手のブラッド・ケラーが二死満塁とピンチを広げ、ジャレッド・トリオロに押し出し四球を与えたものの、オニール・クルーズを空振り三振に仕留めて1点のリードを死守。3番手のダニエル・パレンシア、4番手のプレスリーはそれぞれ1イニングを無失点に抑え、3対2で逃げ切った。