パドレスがDバックスに敗れる 首位との差は2Gで変わらず
2025.6.14 14:05 Saturday
【パドレス1-5ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド
日本時間6月14日、ジャイアンツとドジャースによる首位攻防戦と同時に、3位パドレスと4位ダイヤモンドバックスの直接対決3連戦もスタート。その初戦はダイヤモンドバックス打線が躍動し、パドレスを5対1で破った。ダイヤモンドバックスのコービン・キャロルは今季20号目の本塁打を放つ活躍。先発のライン・ネルソンも5回1失点(自責0)の好投で3勝目(2敗)をマークした。一方のパドレスは先発のスティーブン・コレックが5失点で2敗目(3勝)。打線もダイヤモンドバックスのブルペンの前に沈黙し、上位と差を縮める絶好のチャンスを逃した。
パドレスは初回、フェルナンド・タティスJr.が二塁打で出塁すると、続く2番ルイス・アライズのセンターライナーで果敢に三塁へタッチアップ。中堅手アレック・トーマスによる三塁への送球が逸れる間に、タティスJr.は本塁まで生還し、幸先良く先制点を奪った。しかし2回、ダイヤモンドバックスは4番ジョシュ・ネイラーが9号ソロを放ってすかさず同点に。すると続く3回にもヘラルド・ペルドモのタイムリーが飛び出し、2対1と逆転に成功した。
そして、ダイヤモンドバックスはさらに畳み掛けた。5回、先頭のキャロルの20号ソロで追加点を入れ、さらに連打と犠牲フライ、そしてタイムリーで加点し、この回一挙に3得点。先発のコレックをノックアウトした。
また、今季のダイヤモンドバックスはブルペンが最大の弱点となっていたが、今日は完璧なパフォーマンス。先発ネルソンが5回で降板してからは、カイル・バッカス、フアン・モリーヨ、ライアン・トンプソン、シェルビー・ミラーと繋ぎ、4人は1本の安打も許さない安定した投球を披露した。
今日ジャイアンツがドジャースに勝利したことで、ナ・リーグ西地区の順位は変動した。まずドジャースとジャイアンツが同率で地区首位に。パドレスは差を詰めたいところだったが、連敗を喫して2ゲーム差は変わっていない。一方、ダイヤモンドバックスは4連勝で調子を上げており、貯金生活に復帰。首位との差を5.5ゲームまで縮めている。