佐々木朗希に今季終了の可能性 リハビリのスローイングを中止
2025.6.16 14:13 Monday
日本時間5月16日、右肩の不調で故障者リスト入りしているドジャースの佐々木朗希が、投球を中止していると米公式サイト「MLB.com」が報じた。デーブ・ロバーツ監督は佐々木の復帰時期は未定と述べ、今季中の復帰は不透明となっている。
現在23歳の佐々木はメジャー1年目の今季、ここまで8試合に先発して1勝1敗、防御率4.72を記録。34回1/3を投げて被打率.225に抑えている一方、三振を24個しか取れていないなど、本領を発揮しているとは言い難かった。佐々木は5月上旬に右肩のインピンジメント症候群で故障者リスト入り。リハビリを続けてきたが、5月下旬から再開していたスローイングをここ数日は取り止めているという。
ロバーツ監督は「彼にとって、この環境に放り込まれたことは確かに大きな負担だった。それに、健康状態の問題、そして先発投手としての彼の準備期間、それに伴って生じるであろうことを考えると、それは当然のことだ」と、佐々木の健康状態が思わしくないことについて理解を寄せた。一方で、今季中の復帰には否定的で「今年に関しては、彼なしでの計画を練らなければならないという考え方を持つべきだと私は思う」とコメント。佐々木のルーキーシーズンはわずか8登板で終わってしまう可能性が出てきている。