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カブスがパイレーツにサヨナラ勝ち 鈴木は無安打も1打点

2025.6.16 15:25 Monday

【パイレーツ2-3xカブス】延長10回@リグレー・フィールド

 日本時間6月16日、カブスがパイレーツに延長戦の末にサヨナラ勝利し、パイレーツ4連戦に3勝1敗で勝ち越した。パイレーツ、カブスともに初回に2点ずつを取り合い、その後は無得点。同点のまま試合は延長に突入し、10回裏にイアン・ハップのサヨナラヒットでカブスが勝利した。カブスの鈴木誠也は4打数無安打だったが、初回に1打点を挙げている。

 1回表、パイレーツはカブス先発のコリン・レイの立ち上がりを攻め、一死1・2塁から4番スペンサー・ホーウィッツがタイムリーを放って1点を先制。さらになおも一死1・3塁として、内野ゴロの間に2点目を追加した。

 カブスも負けじと1回裏に反撃。四球で出た先頭のイアン・ハップが二盗と内野ゴロの間の進塁によって三塁に達すると、3番鈴木誠也が内野ゴロでハップを還した。さらに続くマイケル・ブッシュの二塁打、ダンズビー・スワンソンのタイムリーによって、カブスは同点に追いついた。

 その後、カブス先発のレイとパイレーツ先発のミッチ・ケラーが立ち直り、試合は均衡状態に陥る。レイ、ケラーともに6回2失点で降板すると、引き継いだブルペンも好投。2回以降は1度も走者が得点圏に進むことすらなかった。

 しかし、その均衡が崩れかけたのが9回裏。カブスは二死から連打で2・3塁とし、サヨナラのチャンスを作る。ただ、ここはパイレーツの3番手デニス・サンタナが踏ん張り、試合は延長戦に突入した。

 カブスは10回表、センターに抜けるかというライナーを好捕した二塁ニコ・ホーナーのファインプレーもあり、タイブレークを無失点で切り抜ける。そして迎えた10回裏、一死2・3塁となってハップがパイレーツの守護神デービッド・ベッドナーを捉え、ライト前へサヨナラヒット。カブスが3対2でパイレーツを下し、この4連戦を3勝1敗で終えた。

 なお、カブスの鈴木誠也は「3番・右翼」でスタメン出場。4打数無安打に終わったが、初回の内野ゴロで挙げた1打点が試合展開に大きな影響を及ぼした。今季成績は打率.261、OPS.847となっている。


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