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ロッキーズが9回表の2本塁打で逆転勝ち ナショナルズは泥沼の9連敗

2025.6.17 10:24 Tuesday

【ロッキーズ6-4ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

 日本時間6月17日、ロッキーズは敵地でのナショナルズ4連戦がスタート。その初戦は5回裏に3点を失って逆転され、劣勢を強いられたが、9回表に2本のアーチでひっくり返し、6対4で逆転勝利を収めた。連勝で今季15勝に到達したロッキーズは、4番手のビクター・ボドニックが2勝目(2敗)、5番手のセス・ハルバーセンが4セーブ目を記録。敗れたナショナルズは泥沼の9連敗となり、3番手のカイル・フィネガンがセーブ失敗で2敗目(0勝)を喫した。

 6月に入ってから昨日までの13試合で5勝8敗(勝率.385)と「どん底」を抜け出した感のあるロッキーズ。今日から始まった4連戦の初戦は、8連敗中と苦しむナショナルズを相手に、終盤の勝負強さを見せつけた。

 初回に飛び出したハンター・グッドマンの12号2ランなどで3対1とリードを奪ったロッキーズだが、5回裏にデイレン・ライルの1号ソロとジェームス・ウッドの18号2ランで逆転を許し、1点を追う展開に。しかし、9回表先頭のグッドマンがナショナルズの守護神フィネガンから13号ソロを放って同点に追いつくと、二死2塁からミッキー・モニアックに勝ち越しの8号2ランが飛び出し、これが決勝点となってナショナルズを破った。

 一方、痛恨の逆転負けを喫したナショナルズは泥沼の9連敗。シーズン107敗を喫した2022年以来3年ぶりの大型連敗となってしまった。なお、「6番・三塁」でスタメン起用され、メジャーデビューを果たした有望株ブレイディ・ハウスは3打数ノーヒット1四球。メジャー初安打はお預けとなり、打線の起爆剤になることはできなかった。


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