スタントン復帰のヤンキース打線は不発 エンゼルスに完封負けを喫す
2025.6.17 11:45 Tuesday
【エンゼルス1-0ヤンキース】延長11回@ヤンキー・スタジアム
日本時間6月17日、ア・リーグ東地区の首位に立つヤンキースは本拠地でのエンゼルス4連戦がスタート。その初戦は得点圏で18打数1安打に封じられるなど最後まで「あと1本」が出ず、延長戦の末に0対1で完封負けを喫した。エンゼルス4番手のライアン・ゼファージャンが4勝目(1敗)をあげ、6番手のハンター・ストリックランドは今季初セーブを記録。ヤンキース4番手のジョナサン・ロアイシガは今季初黒星(0勝)を喫した。
ジャンカルロ・スタントンが戦列復帰を果たし、アーロン・ジャッジ、コディ・ベリンジャー、ポール・ゴールドシュミットと4人のMVP経験者が揃ったヤンキース。しかし、エンゼルス投手陣の前に最後まで「あと1本」が出ず、8安打完封負けという屈辱を味わうことになった。
初回一死1・2塁の先制機ではベリンジャーとスタントンが凡退して無得点。2回裏無死2塁のチャンスも生かせず、8回途中4安打無失点という快投を見せた先発のクラーク・シュミットを援護できなかった。
9回裏には先頭のスタントンがこの試合2本目のヒットとなる二塁打を放ち、一打サヨナラの好機を迎えたものの、後続が凡退して試合を決められず。11回表にノーラン・シャニュエルのタイムリー二塁打で先制点を奪われると、11回裏は先頭のジャッジが敬遠されて無死1・2塁となったが、このチャンスも生かせなかった。
今季初出場となったスタントンは「5番・DH」でスタメンに名を連ね、4打数2安打を記録。4回裏の今季初安打が打球速度111.1マイルを計測するなど、パワフルな打撃は健在だった。今日はゴールドシュミットが途中出場だったが、早ければ明日にも「MVPカルテット」がスタメンに勢揃いすることになりそうだ。