English Español 韓国語

ドジャース・大谷翔平の復帰登板は1回1失点 最速100.2マイルを計測

2025.6.17 12:06 Tuesday

 日本時間6月17日、大谷翔平(ドジャース)がエンゼルス時代の2023年8月以来となるメジャーのマウンドに立った。大きな注目を浴びるなか、オープナーとして1回28球を投げて2安打1失点。4シームは平均99.1マイル(約159.5キロ)、最速100.2マイル(約161.3キロ)を計測した。連打でピンチを招き、マニー・マチャドの犠飛で先制点を献上したものの、本格的な投手復帰に向けて、上々の復帰登板になったと言えそうだ。

 今日から始まったパドレス4連戦の初戦に「1番・DH兼投手」としてスタメン出場し、ドジャース移籍後初めて公式戦のマウンドに上がった大谷。先頭のフェルナンド・タティスJr.に右中間へのポテンヒットを打たれたあと、暴投で無死2塁となり、ルイス・アライズにもヒットを許して無死1・3塁のピンチを招いた。

 ここでマチャドにセンターへの犠飛を許し、先制点を与えてしまったが、ギャビン・シーツをセカンドゴロ、ザンダー・ボガーツをサードゴロに打ち取ってイニングを完了。1回28球を投げてストライクは16球、被安打2、奪三振0、与四球0、失点1という投球内容だった。

 球種別に見ると、4シームが9球、シンカーが8球、スプリッターが1球、そしてスイーパーが10球と最も多かった。右打者の外側へ引っかけてしまう投球も目立ったが、4シームが平均99.1マイル、最速100.2マイルを計測するなど、出力は十分。登板を重ねるなかで投球の精度を上げていくことができれば、オールスター・ブレイク明けのころにはマウンドで躍動する大谷の姿が見られそうだ。


spotvnow