Rソックス今季初の6連勝で貯金2 有望株アンソニーがメジャー初本塁打
2025.6.17 13:11 Tuesday
【レッドソックス2-0マリナーズ】@T-モバイル・パーク
日本時間6月17日、5連勝中のレッドソックスは敵地でのマリナーズ3連戦がスタート。その初戦に2対0で勝利し、今季初の6連勝を達成して貯金2となった。レッドソックス先発のルーカス・ジオリトは6回91球を投げて被安打3、奪三振10、与四球1、無失点という好投を見せ、3勝目(1敗)をマーク。4番手のアロルディス・チャップマンが13セーブ目を挙げ、マリナーズ先発のローガン・ギルバートは故障者リストからの復帰登板で5回3安打10奪三振2失点の力投を見せるも2敗目(1勝)を喫した。
レッドソックスを今季初の6連勝に導いたのは「ポスト・デバース時代」のチームを牽引することが期待されている「球界ナンバーワン有望株」の一発だった。故障者リストから復帰したマリナーズ先発のギルバートに対し、1回表二死走者なしの場面で有望株ロマン・アンソニーが右中間への1号ソロ。昇格後7試合目の出場で飛び出したメジャー初アーチはチームを勝利に導く一発となった。
実は、2017年にメジャーデビューしてレッドソックス打線を牽引してきたラファエル・デバースがメジャー初本塁打を放ったのもシアトルの地だった。それから約8年が経過し、デバースがトレードでジャイアンツへ放出された翌日に飛び出したアンソニーの一発。レッドソックスの「新時代到来」を象徴する一打と言えるかもしれない。
マリナーズ3連戦の初戦を制したレッドソックスは今季初の6連勝。直近9試合で8勝1敗と勢いに乗っており、マリナーズに代わってワイルドカード圏内に浮上した。チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)のクレイグ・ブレスローはデバースを放出したからといって、今季のポストシーズン進出を諦めたわけではないことを強調。むしろ「ポストシーズン進出や地区優勝を全力で目指す」と語っており、アンソニーら若手有望株たちの活躍が鍵を握ることになりそうだ。