ドジャースがパドレス4連戦の初戦を制す 大谷は同点打含む2安打2打点
2025.6.17 13:56 Tuesday
【パドレス3-6ドジャース】@ドジャー・スタジアム
日本時間6月17日、ドジャースは同地区ライバルのパドレスとの4連戦がスタート。その初戦は投手復帰戦となった大谷翔平が初回に1点を失ったものの、打者・大谷の活躍もあって6対3で逆転勝利。連勝を3に伸ばし、2位ジャイアンツとのゲーム差を2.5に広げた。ドジャース3番手のベン・カスパリアスが5勝目(1敗)を挙げ、7番手のカービー・イェーツは2セーブ目を記録。パドレス先発のディラン・シースは5回8安打6失点と打ち込まれ、6敗目(2勝)を喫した。
オープナーとして2年ぶりのマウンドに上がった大谷は、マニー・マチャドに犠飛を許して1失点。しかし、最速100.2マイル(約161.3キロ)を計測するなど、上々の復帰登板となった。1イニングで降板した大谷はその後、打者に専念する形となり、3回裏二死3塁で迎えた第2打席で好投手シースから同点のタイムリー二塁打。2回までシースの前に完璧に封じられていたドジャース打線だが、この大谷の一打が打線に火をつける形となった。
4回表にザンダー・ボガーツのタイムリー二塁打で勝ち越されたドジャースだが、4回裏に打線が爆発。一死2・3塁からマックス・マンシーの2点タイムリーで逆転すると、さらに二死1・2塁からトミー・エドマン、大谷、ムーキー・ベッツと3連続タイムリーが飛び出し、6対2と一気に試合をひっくり返した。
6回表にマニー・マチャドの11号ソロで1点を返されたものの、7回以降はマイケル・コペック、タナー・スコット、イェーツとつないでパドレスの反撃をシャットアウト。大谷から始まった7投手のリレーでパドレス打線を6安打3得点に封じ、同地区対決4連戦の初戦を制した。
ドジャースの大谷は「1番・DH兼投手」でスタメン出場。投手としては1回28球を投げ、被安打2、奪三振0、与四球0、失点1という内容だった。打者としては同点のタイムリー二塁打を含む4打数2安打2打点1四球の活躍を見せ、チームの逆転勝利に貢献。3試合連続のマルチ安打をマークし、今季の打撃成績は打率.300、出塁率.396、OPS1.039となっている。