オールスターのコーチ陣が決定 殿堂入りの名将ジョー・トーレ氏も参戦
2025.6.18 08:41 Wednesday
日本時間６月18日、MLB機構は2025年オールスター・ゲームの各リーグのコーチ陣を発表した。ヤンキースのアーロン・ブーン監督が率いるア・リーグは、ヤンキースのコーチ陣のほか、ガーディアンズのスティーブン・ボート監督、殿堂入りの名将ジョー・トーレ氏がコーチ陣に加わることに。一方、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が率いるナ・リーグは、ドジャースのコーチ陣のほか、開催地のブレーブスのブライアン・スニッカー監督、昨季までドジャースでコーチを務めたマーリンズのクレイトン・マカラー監督がコーチ陣に加わった。
現在52歳のブーン監督は、現役時代の2003年にオールスター・ゲーム選出の経験があるものの、監督・コーチとしては初めてのオールスター・ゲームとなる。ヤンキースの監督がア・リーグを率いるのは、2010年オールスター・ゲームのジョー・ジラルディ監督以来15年ぶり。昨年のリーグ優勝決定シリーズで熱戦を繰り広げたガーディアンズのボート監督をコーチングスタッフの一員として招聘した。
現在84歳のトーレ氏は、言わずと知れた殿堂入りの名将。現在はMLB機構のコミッショナー付特別補佐を務めている。歴代５位となる通算2326勝の実績を誇り、ヤンキース監督時代には４度のワールドシリーズ制覇を経験。ヤンキースのほかには、メッツ、ブレーブス、カージナルス、ドジャースでも監督経験があり、2013年のWBCでアメリカ代表の監督、2017年のWBCではアメリカ代表のＧＭを務めた。ブーン監督からの招待を受け、今年のオールスター・ゲームのコーチングスタッフに加わることを快諾したという。
現在53歳のロバーツ監督は、2018年、2019年、2021年に続いて自身４度目となるオールスター・ゲームの監督を務める。自身に裁量権のある特別コーチとして、今回はブレーブスのスニッカー監督とマーリンズのマカラー監督を招聘。昨季までドジャースの一塁ベースコーチを務めていたマカラー監督がコーチングスタッフに加わることで、昨季ワールドシリーズ制覇を成し遂げたドジャースのコーチ陣が勢揃いすることになった。
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