ロッキーズが球団タイ記録の1試合7本塁打 ナショナルズは泥沼の10連敗
2025.6.18 11:26 Wednesday
【ロッキーズ10-6ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク
日本時間6月18日、ロッキーズは球団タイ記録となる1試合7本塁打の一発攻勢を見せ、敵地でのナショナルズ戦に10対6で勝利。今季2度目の3連勝をマークし、直近14試合のスパンでは7勝7敗と勝率5割を記録している。ロッキーズ先発のアンソニー・センザテラは5回3安打1失点(自責点0)で2勝目(10敗)をマーク。敗れたナショナルズは泥沼の10連敗となり、先発のマイケル・ソロカが6回5安打3失点で5敗目(3勝)を喫した。
ロッキーズ打線が敵地ナショナルズ・パークで火を噴いた。2回表にタイロ・エストラーダの1号ソロで追いつくと、4回表にはマイケル・トーリアの7号2ランで勝ち越しに成功。7回表にはハンター・グッドマンの14号3ランなど4本のアーチが飛び出し、8回表にミッキー・モニアックが9号ソロを放って「1試合7本塁打」の球団タイ記録が樹立された。
ロッキーズが1試合7本塁打を記録するのは球団史上3度目。1997年4月5日のエクスポズ戦、2016年5月31日のレッズ戦に続いて、9年ぶり3度目の球団タイ記録となった。また、ロードゲームでの「2試合10本塁打」は球団新記録となっている。さらに「10安打以下で7本塁打」という20世紀以降では2度目という珍記録も樹立した。
なお、ロッキーズは今日の勝利により「歴代ワーストチーム」の座から脱出している。開幕72試合終了時点での15勝57敗は歴代ワーストタイの成績だったが、開幕73試合終了時点で16勝57敗となり、1932年レッドソックス(15勝58敗)を1ゲームだけ上回った。勝率は.219まで上昇し、シーズン36勝126敗ペースとなっている。