カブスが首位攻防3連戦に先勝 鈴木誠也は豪快な18号逆転3ラン放つ
2025.6.18 11:50 Wednesday
【ブリュワーズ3-5カブス】@リグレー・フィールド
日本時間6月18日、ナ・リーグ中地区の首位を走るカブスは2位ブリュワーズとの同地区対決3連戦がスタート。その初戦は鈴木誠也とピート・クロウ=アームストロングの仲良しコンビに一発が飛び出し、5対3で逆転勝利を収めた。カブス先発のベン・ブラウンが4勝目(5敗)、5番手のダニエル・パレンシアが7セーブ目を挙げ、ブリュワーズ先発のチャド・パトリックは7敗目(3勝)。鈴木は18号逆転3ランを放ち、4打数1安打3打点で勝利に貢献した。
仲良しコンビのアベックアーチがチームを勝利に導いた。2回表にアイザック・コリンズの3号2ランで先制されたカブスは、2回裏にマット・ショウのタイムリー二塁打で1点を返し、5回裏一死2・3塁のチャンスで鈴木が豪快な18号逆転3ラン。内角低めの95マイルのシンカー、決して簡単なボールではなかったが、力強いスイングで左中間スタンドへ持っていった。
4対3と1点リードで迎えた8回裏にはクロウ=アームストロングが貴重な追加点となる19号ソロ。「チーム本塁打王の座は渡さない」と言わんばかりに、「兄貴分」の鈴木の一発に呼応するかのように、「弟分」のクロウ=アームストロングにも一発が飛び出し、カブスは地区2位とのゲーム差を今季最大の6.5に広げることに成功した。
カブスの鈴木は「3番・DH」でスタメン出場し、4打数1安打3打点3三振。第1打席、第2打席と連続で空振り三振を喫したが、一打逆転のチャンスで迎えた5回裏の第3打席で最高の結果を出した。3試合ぶりのヒットがチームを勝利に導く一発となり、今季の打撃成績は打率.261、18本塁打、61打点、OPS.853。昨季の大谷翔平(ドジャース)を上回るシーズン135打点ペースとなっている。