タイガース・バイエズがサービスタイム10年の節目を自ら祝う2本塁打
2025.6.18 12:10 Wednesday
【パイレーツ3-7タイガース】@コメリカ・パーク
日本時間6月18日、メジャー最高勝率を誇るタイガースはパイレーツとの3連戦がスタートし、2本塁打を放ったハビアー・バイエズの活躍もあって7対3で勝利。メジャー最多の47勝目を挙げ、貯金を再び20の大台に乗せた。タイガース先発のケーシー・マイズは6回5安打3失点(自責点2)と試合を作り、キャリアハイに並ぶ7勝目(2敗)をマーク。パイレーツ2番手のカルメン・マジンスキーは2回4安打4失点と打ち込まれ、5敗目(1勝)を喫した。
メジャーリーガーの多くが目標としている「サービスタイム10年」の節目。ここに到達できる選手の数はそれほど多くなく、「真のメジャーリーガー」の証と言ってもいいだろう。2014年8月5日にカブスでメジャーデビューしたバイエズは今日、その節目に到達。その試合で2本塁打を放つ見事な活躍を見せた。
2回表に先制されたタイガースは、2回裏にウェンシール・ペレスの5号2ランで逆転に成功。直後に逆転を許したが、5回裏先頭のバイエズが8号ソロを放ち、3対3の同点に追いついた。6回裏にペレスのタイムリー三塁打で勝ち越すと、7回裏にはバイエズの9号ソロとライリー・グリーンの15号2ランで3点を追加。リリーフ陣がリードを守り、7対3でパイレーツを破った。
バイエズが1試合複数本塁打を記録するのは今季2度目、キャリア通算では12度目のこと。6年1億4000万ドルの大型契約でタイガースに加入したあと、3シーズンは右肩下がりで成績が悪化し、昨季は80試合でOPS.515という屈辱的な成績に終わったが、今季はここまで62試合に出場し、打率.289、9本塁打、35打点、OPS.798とかつての輝きを取り戻しつつある。