デバースが新天地デビュー戦で勝ち越し打 チームは逆転負けを喫す
2025.6.18 13:41 Wednesday
【ガーディアンズ3-2ジャイアンツ】@オラクル・パーク
日本時間6月18日、ジャイアンツは本拠地でのガーディアンズ3連戦がスタートし、大型トレードで加入したラファエル・デバースが「3番・DH」でスタメン出場。そのデバースの一打で一時はリードを奪ったが、先発のロビー・レイが踏ん張れず、2対3で逆転負けとなった。ガーディアンズ先発のスレイド・セコーニが5回4安打2失点で2勝目(3敗)を挙げ、5番手のエマニュエル・クラセは15セーブ目を記録。ジャイアンツ先発のレイは6回5安打3失点で2敗目(8勝)を喫した。
1対4の大型トレードでレッドソックスから移籍してきたデバースは「3番・DH」でスタメン出場。スタンディングオベーションで迎えられた初回の第1打席は空振り三振に倒れたが、1対1の同点で迎えた3回裏の第2打席ではライトへのタイムリー二塁打を放ち、チームに勝ち越し点をもたらした。
ところが、今季8勝を挙げているレイが踏ん張れず、4回表にカルロス・サンタナのタイムリーで追いつかれると、6回表にはガブリエル・アリアスに5号ソロを浴びて勝ち越し点を献上。ジャイアンツは9回裏にデバースの2本目のヒットなどで一死満塁のチャンスを迎えたが、ドミニク・スミスがレフトフライ、ケーシー・シュミットが空振り三振に倒れ、2対3で惜敗した。
デバースの新天地デビュー戦は5打数2安打1打点2三振という結果に。一時勝ち越しとなるタイムリーを放つなど、上々のスタートを切ったと言っていいだろう。20年以上にわたってシーズン30本塁打以上を記録した打者が不在のジャイアンツにおいて、デバースにかかる期待は非常に大きく、あす以降のさらなる活躍が期待される。