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ドジャースが荒れ模様の一戦を制す 大谷死球の抗議でロバーツ監督退場

2025.6.18 14:20 Wednesday

【パドレス6-8ドジャース】@ドジャー・スタジアム

 日本時間6月18日、ドジャース対パドレスの同地区対決4連戦の2戦目は、お互いの主力選手が死球を受けて「警告試合」が宣告されるなど荒れ模様となったが、ドジャースが8対6で勝利。連勝を4に伸ばし、2位ジャイアンツとのゲーム差を3.5に広げた。ドジャース3番手のマット・サウアーに2勝目(1敗)が記録され、6番手のタナー・スコットは14セーブ目をマーク。パドレス2番手のジェレマイア・エストラーダは4敗目(2勝)を喫した。ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」で4打数ノーヒット1死球4三振。パドレスの松井裕樹は1回無失点だった。

 初回にギャビン・シーツのタイムリーで先制されたドジャースは、2回裏一死3塁からマックス・マンシーの犠飛で同点に追いつき、続くアンディ・パヘスの14号ソロで勝ち越しに成功。しかし、3回表に2番手のルー・トリビーノがフェルナンド・タティスJr.への死球などでピンチを招き、ルイス・アライズのタイムリーとシーツの犠飛で逆転を許した。

 ドジャースは3回裏、大谷が死球を受ける場面があり、デーブ・ロバーツ監督が猛抗議。ロバーツ監督は退場処分を受け、ドジャースは大谷の出塁を得点につなげられなかった。しかし、4回裏二死からパヘスが15号ソロを放って3対3の同点に。パヘスはレギュラーシーズンの試合では自身初のマルチ本塁打となった。

 試合が大きく動いたのは6回裏。ドジャース打線がパドレス2番手のエストラーダに襲いかかり、ウィル・スミスの7号2ランとパヘスのタイムリーで3点を勝ち越し。無死1・2塁の場面でパドレス3番手の松井がマウンドに上がったが、一死後にトミー・エドマンが2点タイムリー二塁打を放ち、ドジャースは一挙5得点で8対3とリードを広げた。

 7回表にトレントン・ブルックスの1号2ランなどで2点差まで追い上げられたドジャースだが、アンソニー・バンダとスコットがリードを守り、8対6で勝利。同地区ライバルを相手に連勝し、3位パドレスとのゲーム差は5となった。

 ドジャースの大谷は「1番・DH」でスタメン出場し、4打数ノーヒット1死球4三振。連続試合安打が3でストップし、今季の打撃成績は打率.296、出塁率.393、OPS1.027となった。パドレスの松井は3番手として登板し、前の投手が残した走者を生還させてしまったものの、自身は1回無失点。今季の防御率は3.03となっている。


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