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止まらぬレイズ 8点差から大逆転勝利 首位ヤンキースに1.5ゲーム差

2025.6.19 13:33 Thursday

【オリオールズ8-12レイズ】@ジョージ・M・スタインブレナー・フィールド

 日本時間6月19日、絶好調のレイズが最大8点のビハインドをひっくり返し、オリオールズに12対8で勝利。直近27試合でMLBベストの20勝目を挙げ、地区首位ヤンキースに1.5ゲーム差に肉薄した。レイズは21歳のジュニア・カミネロが決勝タイムリーを含む4安打2得点2打点の活躍。2回途中からリリーフし、わずか1安打で23アウトを奪ったブルペン陣の活躍も光った。

 レイズ先発のタジ・ブラッドリーは、オリオールズ打線に早々に捕まってしまった。2回、無死1・2塁のピンチを招き、7番コルトン・カウザーに5号3ランを被弾。そして、9番セドリック・マリンズにも12号ソロを浴び、再び一死1・2塁のピンチから3番ガナー・ヘンダーソンにタイムリーを打たれた。なおもピンチは続き、4番ラモン・ローレアーノに9号3ランを献上。2回だけで8点を許してしまった。

 しかし、絶好調の今のレイズの前にセーフティリードはあってないようなもの。3回、無死1・2塁から4番クリストファー・モレルがタイムリー二塁打、6番ジェイク・マンガムのタイムリーで3点を奪い、オリオールズ先発のトレバー・ロジャースをここでノックアウト。そして4回にはジュニア・カミネロのタイムリーで4点目を奪った。

 そして5回、二死3塁から9番テイラー・ウォールズがタイムリー三塁打、1番ヤンディ・ディアスもタイムリーで続くと、代打でブランドン・ラウが登場する。ラウはフルカウントからの高めの速球を完璧に捉え、ライトへ15号2ラン。レイズはついに8対8の同点に追いついた。

 なおもレイズの攻勢は止まず、7回にはカミネロ、ジョシュ・ロウ、ジョナサン・アランダの3連続タイムリーで4点を勝ち越し。レイズのブルペン7投手はわずか1安打しか許さず、オリオールズ打線をゼロに抑えた。7回は勝利投手となったメイソン・モンゴメリー、8回はアストロズから移籍したばかりのフォレスト・ウィットリー、9回は守護神ピート・フェアバンクスが締め、オリオールズに対して球団史上最大タイとなる8点差の逆転勝利を挙げた。


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