アスレチックス・カーツがまたもサヨナラ弾 ウィルソンは安打トップに
2025.6.20 14:41 Friday
【アストロズ4-6xアスレチックス】@サクラメント/サターヘルス・パーク
またしてもニック・カーツ(アスレチックス)が試合に終止符を打った。
日本時間6月17日から始まったアスレチックスとアストロズの4連戦。その初戦で九回裏にサヨナラ弾を放ったカーツだったが、4連戦の最終戦となった日本時間6月20日の試合でも十回裏に9号サヨナラ2ラン。アストロズの守護神ジョシュ・ヘイダーが外角高めに投じた96.5マイルのシンカーをとらえ、この4連戦で2本目となるサヨナラ本塁打を放った。
3日前と同様に、試合終盤のチャンスを見事にモノにしたカーツ。飛距離416フィート(約126.8メートル)の一打はカーツにとって今季9本目の一発となり、直近5試合で4本塁打と量産態勢に入りつつある。
また、この試合ではカーツ以外に「2人のジェイコブ」が素晴らしい活躍を見せた。
先発のジェイコブ・ロペスはここ数試合の好調を維持。地区首位のアストロズに対して6イニングをわずか1失点に抑え、9個の三振を奪った。直近3先発では合計16イニングで23奪三振、わずか2失点(自責点1)と好投を続けている。
一方、アメリカン・リーグの新人王争いの先頭を走るジェイコブ・ウィルソンは、ついにアーロン・ジャッジ(ヤンキース)を捉えた。ウィルソンは七回裏の9号ソロを含む2安打を放ち、今季101安打に。これはジャッジと並んでMLBトップタイの数字である。打率は.359となり、トップのジャッジと七厘差。また、マルチ安打は今季32度目となり、ジャッジの31度を上回っている。